中学校のブラック校則

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校則(学校内の約束)について

校則の必要性

学校生活を楽しく過ごすために校則があるものだと思います。また、中学校は義務教育最後の課程であって、社会に出る子どもたちに必要なルールを教えるためにあるものだと思います。具体的に以下に3つ挙げてみました。

①危険回避

守らないと怪我をしたり,命の危険が伴うものが挙げられます。
・廊下は右側を歩きましょう
・廊下は走らない
・ベランダに出てはいけない
・屋上へは行ってはいけない
・カッターは持ち込み禁止

②公平・平等性

貧富の差や不平等が起きないように定められているものがあります。
・中学校は制服
→中学生になると視野が広がり,自分と周りを見比べるようになります。家庭環境の貧富の差などによって嫌な思いをすることがないようにという理由が挙げられます。

③秩序・社会常識

集団生活をしていく上で,より良い雰囲気や状態を作るために定められているものがあります。また、中学校卒業は義務教育終了になるので、社会人として世の中に出る人もいます、したがって、社会常識として守らせるという意味合いもあります。特に、服装などの身だしなみで生徒指導をするときは、中学校の先生がよく言うのは、「高校入試に行く際、高校の先生にどう見られるか」です。
・チャイムが鳴ったら席に座りましょう
・下校時には机の中は空っぽにすること
・Tシャツ(体操服)はズボンの中に入れる
・筆箱にプリクラなどのシールを貼らない、派手な筆箱は控える
・上履きの踵を踏まないこと
・制汗剤を学校に持ってこないこと
・化粧をしてこないこと

最近は「ブラック校則」が問題になっています。非合理的なもの、理不尽な校則はたくさんあると思います。荒れていた時代に学校を統制するために作られ、今でも続いている校則なのではないでしょうか?校則を守ってもらうためには、「校則だから守りなさい。」ではなく、理由をしっかり伝え理解させることが必要でしょう。みなさんは、次にあげる校則や慣習について、どう生徒に説明しますか?

校則について考える

身だしなみに関するもの

①靴下の長さ
・くるぶしがかくれるもの
・色は白で、ワンポイントまで可
②髪型
・女子は、髪の毛を結ぶ位置は耳より下とする。(ポニーテールは禁止)
③靴の色
・モノトーン(白・黒・グレー)を基調とする。靴紐も同じ
⇒なぜ、このように校則として決まっているのでしょうか

①周りからみた中学生としてのあるべき姿
②入試で悪くチェックされないように普段から心掛けさせるため
③社会に出るときに、恥ずかしくないマナーとして

丁寧に納得がいくように説明してあげることが大切です。

携帯電話の持ち込みについて

多くの小中学校では、認めていないと思います。理由としては、授業中や休み時間、登下校中に遊んでしまうからです。保護者としては安全のために持たせたいという思いがあるようです。災害や事件事故があったときに携帯電話があったほうが便利でしょう。保護者の要望があれば個別に応じて、学校に登校したら教師に預け、下校するときに返却をするという方法を行っています。

トランプなどのカードゲームについて

学校によってOKな学校もあると思います。学校側が許可しない理由として、学校は勉強をする場所であって遊ぶ場所ではないからと説明します。

ブラック校則にあたるものとは…?

応援団長や生徒会長は男子のみ

⇒男女平等の観点からなくすべきでしょう。おそらく、男子の方がまとめられる、引き締まるという考えがあったのでしょう。

髪の毛の色・長さ・髪型について

髪の毛の色については、金髪であろうが、地毛であれば問題がないはずです。地毛が金髪なのに黒色に染めることを強要するのは人権侵害にあたるかもしれません。黒髪なのに染髪をすることについては、校則で禁止しているところが多いでしょう。上記で上げた”③秩序”にあたるからです。
髪型や長さについては、ツーブロックやポニーテールがなぜダメなのか、ニュースなどでも話題になっています。髪型くらい個人の好き勝手でいいのではないか?という意見が多いと思います。ただ、学校職員の目線で見ると、学校はオシャレをする場所ではなく、勉強をしに来る場所であるから、髪型に気を取られないでほしいと願っています。また、どうしてもチャラく見えてしまうところがあります。中学生は周りの仲間からの影響を大きく受けることになるので、チャラい雰囲気が学校内に広がってほしくないという思いがあります。
ボサボサの長い髪で清潔感がなさそうに見えてしまう生徒や、前髪の一部だけ前に垂らす女子生徒、ワックスをつけてきたりする生徒によく言うのは、「その髪型で入試に行くのね?」です。「オシャレは普段の家での生活でしてね。」でどうでしょうか?

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