陸上部の魅力

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中学校に入ったらぜひ陸上部へ!

中学校に入学すると楽しみが増えます。その中の1つが部活動です。自分が興味がある活動に時間をかけて取り組むことができます。また、他学年との関わりを通して礼儀やマナーも身につくでしょう。では、全国にはどのような運動系部活動がどのくらいの割合であるのでしょうか。

どんな運動系部活があるの?

中学校は全国で令和3年度10283校あります。都道府県にもよりますが、全国でどのような部活動が盛んに行われているのでしょうか。

男子の部活が
ある中学校
割合女子の部活が
ある中学校
割合
中学校数1028310283
陸上競技637862.0%625560.8%
水泳競技321631.3%266725.9%
バスケットボール693967.5%708368.9%
サッカー659964.2%680.7%
ハンドボール7086.9%5955.8%
軟式野球804878.3%100.1%
体操競技4794.7%5865.7%
新体操750.7%8628.4%
バレーボール289328.1%760974.0%
ソフトテニス528351.4%672865.4%
卓球651263.3%591457.5%
バドミントン297628.9%368235.8%
ソフトボール780.8%197019.2%
柔道279027.1%210920.5%
剣道540052.5%535052.0%
相撲3022.9%100.1%
スキー4354.2%3453.4%
スケート1141.1%1641.6%
アイスホッケー1051.0%100.1%

迷ったらぜひ陸上部へ!メリットを紹介

足が速い人はもちろん、球技が苦手な人はぜひ陸上部に入りましょう。いやいや、実は足がそんなに早くない人でも陸上部は活躍できます。陸上部のメリットを紹介しますね。

足が遅くても活躍できる!

陸上競技にはたくさんの種目があります。
100m、200m、400m(男子のみ)、800m、1500m、3000m(男子のみ)、100mハードル(女子)、110mハードル(男子)、走幅跳、走高跳、棒高跳、砲丸投、4×100mリレー、四種競技
その中で、走高跳は足が遅くてもジャンプに自信があれば活躍できますし、砲丸投は力に自信がある人はオススメです。体格が良い人はもちろん、体が細くても上手に体を使って砲丸投を飛ばしている選手はたくさんいます。下のリンクは日本陸上競技協会のサイトです。各種目の説明がわかりやすく記載されています。

個人スポーツだから、結果は自分の努力次第!

多くの部活動はチームスポーツです。陸上競技は一人でも練習ができます。また、チームスポーツは自分が上達しても、仲間が上達しなければ勝つことはできません。大会によっては人数制限がありますが、陸上競技はレギュラー争いなどとはほぼ無縁です。試合で失敗して仲間から責められることもありません。努力をした分だけ、自分の成長が0.1秒タイムが縮むなど記録としてはっきり分かります

県大会に行きやすい!記録会がたくさんある!

球技系の部活動は、地区大会で優勝・準優勝をしないと県大会に出場することはできませんが、陸上競技は記録です。誰でも記録を突破できれば出場できます。したがって、同じ中学校から何十人も県大会に出場することができます。参考までに、千葉県の県大会の参加標準記録を紹介します。

男子女子
1年100m12.9413.94
1年走幅跳4m904m30
1年1500m(男)
1年800m(女)
4.47.502.30.00
2年100m12.0413.34
3年100m11.8413.34
200m24.1427.74
400m55.24
800m2.09.002.25.50
1500m4.25.004.55.00
3000m9.30.00
110mH(男)
100mH(女)
17.3416.74
走高跳1m701m48
走幅跳5m854m80
棒高跳3m302m50
砲丸投10m109m80
四種競技1900点2000点
4×100m R45.5451.54

上の表は県通信大会と呼ばれる県大会です。陸上競技は県大会が3つあります!県総合体育大会と県新人大会です。陸上競技以外の部活動は、県総合体育大会と県新人大会はありますが、陸上競技は県通信大会と言われるものがあり、チャンスが多いです。県新人大会は1・2年生のみが出場できる、秋にある大会です。
記録を突破するために、主に4月〜6月までは2週間に1回くらいの頻度で記録会があります。記録会で記録を突破すると県大会に出場できます。

1年生から参加できる!

先ほどの県大会の表を見てもらえればわかりますが、1年生は2・3年生と別で種目があります。つまり、1年生からでも県大会に出場することができ、活躍できます。他の運動系部活動はレギュラー争いなどで、1年生で試合に出られることはほとんどありませんよね?野球やサッカー、バスケットボール、バレーボールなどは1年生はベンチにも入ることはできないかもしれませんよ?

練習時間が短い!

陸上の休日の練習は基本的に2時間から3時間程度です。私が勤めていた学校は、休日は土曜日の午前8時から10時30分まで活動し、日曜日は休みです。体育館部活動は体育館で活動する多くの部活動で時間割を組むため、午後からの部活動だとか、練習試合で1日潰れるということもあります。陸上部の練習は陸上部だからこそ時間にこだわり、質を高めて練習します。

部活動の費用があまりかからない!

陸上競技はユニホームと靴(スパイク)があれば試合に出場できます。ユニホームは学校によると思いますが、大体上下で6,000円から10,000円くらいです。靴はスパイクと呼ばれる靴に地面を捉えるためのピンがついています。スポーツ用品の量販店に行けば陸上コーナーがあり売っていますが、7,000円から20,000円の範囲で購入できます。1年生は入門モデルで一番安いので良いと思います。野球ならグローブやバットなどその他にも買うものがあると思いますが、陸上競技は基本的にこれだけです。練習試合もあまりないため遠征費もかかりません。記録会や大会に参加するときは交通費などはかかりますが…。

まとめ

陸上競技の魅力はわかっていただけたでしょうか?努力をした分だけ記録として明確に自分に返ってくるのが陸上競技です。中学校に入ってからどの部活動にしようか悩んでいる人はぜひ陸上部を考えて見てくださいね!

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